Extreme HARD GLASS CD-R その音楽の表現力を体感して下さい

Hard Glass CD-R

  ガラスCD-Rの特長 超高音質の理由  


①ディスクの反りがない優れた物理特性

 一見、平らにみえるプラスチックCD(ポリカーボネート製)は、ミクロに見ると大きく反っています。
 プラスチックCDは、成形時に未硬化の(軟らかい)状態で取り出すため、基板変形やプラスチックの収縮により【反り】が発生します。

 さらに、プラスチックは空気中の水分を吸収・排出する性質があり、温度・湿度等の環境変化により膨張・収縮し、絶えず盤面の平面性が変化しています。
 光ピックアップから照射されたレーザー光はディスクの反射膜で反射する際、ディスクの反り角の2倍の角度で反射します。ディスクに反りがあるとレーザーの光軸ズレが発生し、コマ収差(コマとは彗星形 簡単に言えば、光軸が滲み歪みぼやける)により音質特性が劣化します。
 ガラスCDは、高精度に表面研磨されており、平面度が高い上、吸水性がないので、常に安定した信号読み取りが可能です。 (書き込みも同じく高安定)


②ディスクにレーザー光が入射しても【複屈折】が発生しない

 CD等の光ディスクにおいてディスク基板は信号再生のための重要な【光学部品】です。
 本来の設計通りにディスク基板中をレーザー光が伝わる必要があります。そこで問題となるのが、光の【複屈折】です。複屈折とは光が透過する物質の中で2方向に分かれる屈折現象で、各々の光の進む方向により光の速度が異なることから、レーザー光に位相差が生じ、正しく信号の記録・再生ができなくなります。
 樹脂系のプラスチックCDは素材自体、複屈折が発生してしまう素材です。さらに素材を溶融し高圧力で金型に流し込む製法であるため、複屈折率が高まります。
 複屈折は、光ディスクの信号記録・再生精度、及び音質に大きな影響を及ぼしており、それがプラスチックCDの音質的限界の一因となっています。ガラスは非結晶構造であるため【複屈折】を起こさない、理想的な光ディスク素材です。

 【複屈折】がない好作用により、全帯域にわたるクリアーなサウンドはこれまで体験されたことのないものになるでしょう。
 新たな音楽の発見がそこにあります。


   

③高耐久性

 ガラス基板のため、傷つくことがほとんどない。また、微量な空気中の水分吸収がなく、物理的にも化学的にも耐久性に優れ、色素や反射膜の劣化が発生しづらい。

④素材の透明度が高いディスク基板

 ポリカーボネートより透明度が高いガラスは、光透過の妨げになりにくいため、信号の記録・再生精度が高く、高安定。

⑤2倍のディスク質量により、ディスクが高安定回転・低共振

 ガラスCDはプラスチックCDの約2倍(32g/CD規格内)の質量が有り、フライホイール効果により回転ムラを抑え、なめらかにディスクが回転します。そのためディスク回転サーボが極めて安定的に作動します。
 また、ディスクの反りや偏心特性が良好なことから、ピックアップのフォーキャストサーボ、トラッキングサーボ等の負荷が軽減され、再生装置内のS/N比が向上します。
さらに、音楽再生時のスピーカー再生音によるディスク共振、およびメカニカル構造からのディスク共振も低減されます。


⑥静電気の影響を受けにくい

 ガラスCDはプラスチックCDに比べ、静電気の影響を受けにくいため、帯電による音質への影響が極めて少ない。

⑦経年変化が少ない

 プラスチックCDは、ホルムアルデヒド等の化学物質によりプラスチック基板の透明度劣化(白濁)や、プラスチック材の吸湿による反射膜の酸化等の経年変化が危惧されています。
ガラスCDは強化ガラス基板を使用しているため、傷つきにくく、環境変化の影響も受けないことから、長期にわたり恒常状態を保持します。


引用:株式会社ジャパンディスクウェブサイトより(一部ブリフォニックによる加筆)
Briphonicはジャパンディスク製 高品位ガラスCD-Rを採用しています。

リスニング上のご注意

Glass CD-R


●記録面には直接触れないで下さい 
●付着したホコリ、汚れなどは乾いたメガネ拭きやファイバークロス等で拭き取って下さい。
東レ トレシー推奨)溶剤類は使用しないで下さい 
●直射日光の当たる場所や高温・多湿の場所に放置しないで下さい。また水などに濡らさないで下さい 
●万一、ガラスCD-Rに欠けや割れが生じた時は使用を中止して下さい。
また欠損箇所などには絶対触れないで下さい。

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